DDSは、デジタルサイネージに関するご相談を数多くいただきます。その中でも最近は、デジタルサイネージ導入を検討中のお客さまから「どう設置すれば良いのかわからない」、「壁に掛ける場所がないが大丈夫だろうか…」といったご相談が増えています。
デジタルサイネージの設置にはたくさんの方法があります。今回はデジタルサイネージの主な設置方法を6つご紹介します。
1)イーゼル型スタンドタイプ
コンパクトで使い勝手が良く、飲食店やアパレルショップでよく使われています。このタイプは折りたたむことができるので、開閉店時の移動もラクに行えます。価格も比較的安価なので、気軽にデジタルサイネージを導入できる設置方法です。
[メリット]
・スタンドを折りたためるので移動が簡単
・使わない時はコンパクトに収納できる
・比較的安価な製品
[注意点]
・他のタイプに比べると倒れやすい
・盗難防止対策が難しい
・STBなどの周辺機器を収納するスペースがない
2)垂直・傾斜型スタンドタイプ
企業のエントランスや商業施設など広い空間でよく使われています。ディスプレイの高さを調整でき、画面は縦でも横でも設置できるので汎用性が高い製品です。キャスター付きの製品が多いので移動は簡単ですが、重量があるので段差のある場所などでの移動は困難になります。
[メリット]
・構造がしっかりしているので安定性がある
・しっかりとしたスタンドタイプの中では比較的安価な製品
・キャスター付きが多く、移動させやすい
[注意点]
・土台が大きいので設置スペースが必要
・段差がある場所での移動は困難
3)キオスク型スタンドタイプ
キオスク型とはディスプレイとスタンドが一体になっているものを指します。一体型で存在感があるので、観光施設や駅など、人が多く行き交う場所の設置に向いています。移動の必要がない場合、キャスターのストッパーの使用やアンカー固定を行うことで強風などによる転倒を防ぎます。
[メリット]
・一体型で見た目がスタイリッシュ
・キャスターのストッパーやアンカー固定で転倒の不安がなくなる
・キャスター付きのものは移動させやすい
[注意点]
・設置スペースが広めに必要
・アンカー固定する場合、設置場所までの運搬に人手が必要
4)壁掛けタイプ
場所を取らない壁掛けタイプは空間を有効活用できるほか、演出のひとつとして使われているのをご覧になった方も多いと思います。低い位置に設置する場合は、タッチパネル対応ディスプレイを使うことで案内板などの役割を果たせます。
[メリット]
・高い位置へも設置できるので視認性が高く、大人数への同時訴求が可能
・設置スペースを考える必要があまりない
・幅の広い柱などのスペースを有効活用できる
[注意点]
・壁面の工事が必要なので設置費用が高くなる
・基本的には周辺機器の収納スペースがないので設置時に考慮が必要
5)天吊りタイプ
お客さまの多くが意外に見落としている設置方法のひとつです。空間を有効活用できて視認性が高く、遠くにいる人にも高い訴求力があります。また、ディスプレイ近くに人が集まっても画面が見えなくなることがありません。その特性を生かして、コンビニや飲食店のメニュー表示などで使われています。天井の強度によっては吊り下げられない場合があります。
[メリット]
・天井工事ができればどこでも設置可能
・遠くからでも視認性が高い
[注意点]
・天井の強度によっては設置不可
・天井工事が必要なので設置費用が高くなる
・USBメモリでコンテンツを更新する場合は脚立などが必要になる
6)木製スタンドタイプ
最近は、デジタルサイネージを空間演出アイテムとして考えるお客さまも増えています。中でも飲食店、アパレルショップ、美容院などのお客さまに人気なのが、無機質なディスプレイを木の素材感でオシャレに変える木製スタンドです。DDSでは種類も豊富に取り揃えておりますので、ご検討の際はご相談ください。
[メリット]
・空間の雰囲気を壊さない
・販促アイテムとしてではなく、インテリアとしても導入できる
[注意点]
・通常のスタンドタイプと比べると製品価格が高いものが多い
デジタルサイネージのプロに相談しましょう
今回はデジタルサイネージの設置方法を6つご紹介しました。このほかにも、天吊りタイプやスタンドタイプは、デジタルサイネージを2台組み合わせて両面表示仕様にもできるなど、アレンジ方法は設置場所の状況によって無限です。DDSはご紹介した6つの設置方法すべてに対応可能です。デジタルサイネージを検討する段階でご相談いただければ、お客さまの設置予定場所に最適な設置方法をご提案させていただきます。
DDSを運営するDESIGNSは、デザイン会社のデザイン力やクリエイティブ力を生かしながら、最適なデジタルサイネージの活用方法を数多くご提案して実現してきました。企業や店舗がお客さまに伝えたい想いはもちろんのこと、社会貢献活動などの情報発信に活用することもできます。デジタルサイネージ選びや表示するコンテンツ企画や制作でお悩みの企業さまや店舗さま、施設さまがおられましたら、まずはお気軽にDDSまでご相談ください。